東京を離れたくなる瞬間とは?

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東京に長く住んでいると、ふと田舎へ戻りたくなる。高層ビルやマンションに嫌気が差し、「もっと自然のなかで暮らしたい」「人が多すぎて逆に何もない。田舎のほうが落ち着く」「空が広くて海や山の中で暮らしたい」そんな願望が出てくる。

でも実際に田舎は数か月もいれば暇で暇で死にそうになる、趣味次第だという人もいるけれど、趣味の多くは他者と交流するものだ。田舎は人が少なく他者との交流が稀薄である。

東京に住む最大のメリットは「人との出会い」だ。田舎には決定的にこれが不足している。田舎の人間がのんびりぼーっとしているのは人との刺激がなく脳がマヒしつつあるからだ。十冊の本より1人の人間との出会いのほうがよっぽど人生に意味を持つ。人に疲れたときだけ自然と触れ合えばいい。こちらへ語りかけない単なる「自然」より互いに刺激を与え合う「人間」とのふれあいが人生を充実させる。

東京の街中のイベントに興味がもともとなくても人に興味がない人はいない。もしいたら、うつ病か何かである。そういう人が周りにいたら積極的に話しかけてあげよう。実はおしゃべりかもしれない。
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東京を離れたい、という感情の多くは一過性で言い換えれば怠けである。もっとゆったりしたいという甘えである。
公務員になるのならともかく、安易に田舎に戻ってはならない。地方経済は終焉間近である。愛とか希望だけでは暮らせない、生きていくためにはお金が必要だ。地方や田舎にはもうお金が流れていかないのだ。

人もお金も東京に流れていく。

東京にしがみつき働くしか現代日本に希望はない。

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